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夜明け前

午前4時過ぎ。ひとりで火の番をしています。
山小屋にはたいていいろりが切ってあって、そこには炭火と焼印と、銅製の大ヤカンが存在しています。

昨日は40人程の宿泊客がありましたが、今夜は人っ子ひとり通り…いや、外人が2人くらい通りましたか。
山開きは間近(7月1日)ですが、お客さんがコンスタントに来るのはまだ先のことです。

梅雨だというのに、下界は真夏日のようですね。
ここ富士山3400m地点も、このところ季節が一ヶ月は先に進んだような、暖かな陽気です。
旧式トイレには、日中早くも蝿が大発生していて、閉口モノです。

夜明け前、空は晴れています。
が、先程から強めの風が吹き始め、その分少し寒いです。
外にでてみると、東の方、東京方面に大きなつるし雲がでています。
さっきまで夜空で月明かりに照らされていたのが、今見てみたら薄明るくなってきた東の空を背景に、真っ黒で巨大な物体に成長していました。

風と雲が、山頂から吹きおろしています。
富士山に傘雲でもかかっているのでしょうが、今現在は当然下界からの姿を見ることはできないので、確かめるすべはありません。
近いうちに天気が荒れるのかもしれません。
もうすぐ日の出の時刻(最近は4時半過ぎ頃)ですが、今朝の御来光は見られそうもありません。
by kenpyan4 | 2005-06-27 04:20 | 雲上の世界より
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