生命線

富士山には多くの山小屋があるが、それら山小屋への物資の荷揚げは、ブルドーザーが担っている。五合目から頂上まで、早ければ約2時間半程で結ぶ。富士山登山の際、山小屋で水を買ったり食事をとることができるのは、ブルドーザー運転手たちのおかげである。

富士山への荷揚げをしていた人々は、かつて”馬方衆”とよばれ、江戸時代からの歴史と伝統があった。
昭和30年代、富士山レーダー建設時の資材荷揚げを契機に、輸送手段は馬からブルドーザーへと大きな転換を遂げた。
また、この人々は厳冬期、山頂の富士山測候所へ人力で物資を荷揚げする、”強力”としての顔も持っていた。
現在では強力を生業とする人は居なくなった。
そして今年10月1日、富士山測候所は完全無人化され、昭和7年7月1日以来72年間のの有人気象観測の歴史に幕を下ろした。

須走口五合目(2000m)、通称”ブル基地”よりの富士山。2004年10月1日。
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by kenpyan4 | 2004-10-03 01:02 | 富士山
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